ナイフエッジタイプ ビームプロファイラ   :特長

BeamMaster-USB

(ビームマスター・ユーエスビー)

Beam Master-USBは、マルチナイフエッジスキャン方式による高確度レーザビームプロファイラです。このプロファイラを使って、断面プロファイルや2次元、3次元画像プロットをリアルタイムでサンプリング、測定、表示できます。1~20個のサンプルを選んで平均値を求めることでノイズを低減し、測定確度を最大限に高めることができます。 また、データを収集、保存でき、USBポートに連続出力できます。画面の画像はすべて保存が可能で、プリンタで印刷もできます。 
BeamMaster-USBは、0.1 μmの解像度でわずか3 μmの集光ビームスポットを測定でき、大径のビームも、1 μmの解像度で測定できる最大9 mmのアパーチャを備えています。また、Siエンハンスドタイプは、190~1100 nm、InGaAsは800~1800 nmの範囲で測定できます。歪みの無い光学減衰フィルターと自動ゲイン制御機能により10 μWの出力にも対応しています。
  • USB接続
  • CWレーザ用
  • ビームの形状、パワー、位置を測定
  • 0.1 μmの解析度と高いダイナミックレンジで3 μm ~ 9 mmのビームを測定
  • リアルタイムの表示・分析、データログシステム
  • 波長範囲:190 ~ 1800 nm
  • Windows® XP, VISTA, 7(32/64 bit)対応
推奨コンピュータ仕様
こちらを参照ください。

ビームのプロファイルと幅

BeamMaster-USBsは、ドラムが回転するたびにパワー、位置、プロファイル情報など、7つのナイフエッジ(BM-3では3つのナイフエッジ)がビームを通過して得たデータを取り込み、処理します。この情報は、回転ごとに表示でき、ストリップチャートの作成やファイルをUSBポートへ送出することもできます。2つの直交プロファイルを表示でき、ユーザが選んだ3つのクリップレベルでビーム幅を表示できます。ガウシアンフィットプロファイルは、選択したどの測定プロファイルにも多重表示できます。また、ガウシアン係数と相関パラメータも表示できます。

■ プロファイル解析例
(W軸プロファイルと2次元強度分布)

BeamMaster-USB プロファイル解析例

できるだけ詳しいプロファイルを得るために、システムはプロファイルデータを自動的に中心に置き、ビーム幅の3倍までズーム表示します。また、ディスプレイの高さに合うように、プロファイルの強度データはオートスケールされます(オプション)。高解像度モードでは、さらに詳しい情報が得られ、このモードは、形状がガウシアンビームとは異なるビームや、100 μm未満のビーム分析に非常に有用です。

■ 2軸(V軸とW軸)解析例。
右はビームポジションを図示

BeamMaster-USB 2軸(V軸とW軸)解析例>
ビームの位置と楕円率

ビームの形状、楕円率(長軸と短軸)、角度方向とともに、ビームの中心位置をセンサーエリアの中心に対する相対位置として連続してモニターできます。また、ズーム機能も使えます。ユーザはクリップレベルを選択でき、位置(X,Y)データはストリップチャートで表示され、短期または長期的な経時的安定性あるいはドリフトをモニターできます。

■ ビームポジション(+印)表示
BeamMaster-USB ビームポジション(+印)表示

パワー測定

デジタル読取値として、あるいはアナログの「指針」と組み合わせて、ビームパワーを表示できます。単位はμW、mW、dBmのいずれかより選択でき、ゼロオフセットや、パワー範囲のどの部分でもズームできます。アッテネータ(フィルター)ファイルを選択でき、テスト範囲を選択、表示して、ビーム所定の限度内にあるかどうかモニターできます。オプションでアラーム音を鳴らすこともできます。

■ パワー測定
BeamMaster-USB パワー測定

データ収集と合否判定

ビームサイズ、ビームポジションやパワーデータは、アナログ、デジタル、ストリップチャートの形式でコンピュータ画面に連続して表示できるだけでなく、リアルタイムでデータファイルに記録でき、後で処理やテストレポートの作成を行うことができます。また、測定結果が所定許容範囲に入っているかどうかの合否診断を実施することができます。データファイルは、USBを通して別のコンピュータに転送でき、リアルタイムで転送することも可能です。また、画面の画像はすべてBMPファイルやJPGファイルとして取り込み、保存が可能で、プリンタで印刷することもできます。

■ 測定結果一覧。合否診断含む
BeamMaster-USB 測定結果一覧。合否診断含む

2次元・3次元強度図

投影機能によって、ビームのインテンシティプロファイルを2次元または3次元で見ることができます。投影画像は、X線システムで3次元画像を生成する際に使用される再構成断層投影法で作成されます。ナイフエッジが多くなるほど、より詳細な画像が得られます。ダイオードレーザのように、ガウシアンビームとは大きく異なるビーム分布の場合、7つのナイフエッジがある標準システムを使って、実際のビームに近い強度図を復元できます。ガウシアンビームに近いビームを調べる場合、ナイフエッジが3つあるシステムを使うと、より正確な強度分布が得られます。

2次元強度分布図と3次元等角図は、走査軸とグリッドを共に表示することができます。これらを消去することも可能です。また、等角図を回転させて詳細な構造を見やすくすることもできます。
ビームサイズと中心位置に関するデータは画像と共にデジタル表示することもできます。

注) 本機能は原理上、カメラ型プロファイラと比べてデータ収得数が少なく、プロファイル断面位置の確認用としてお使い頂くことをおすすめ致します。

■ 2次元強度図
BeamMaster-USB 2次元強度図

■ 3次元強度図
BeamMaster-USB 3次元強度図

マルチナイフエッジ方式で、より高い解像度と確度を実現

BeamMaster-USB は、2 つの直交ナイフエッジまたはスリットを使ってビームプロファイルをスキャンする従来のビームプロファイラより下記の点で優れています。BeamMaster-USB BM-7は、回転ドラムに取り付けた7つのナイフエッジを使って、ビームをスキャンします。7つのスキャンによって得られたデータを断層撮影法で組み合わせ、実際のビーム形状・サイズをより正確に測定できます。円形ビームやガウシアンビームに近いビームの測定には、3つのナイフエッジを備えたBM-3もご用意しています。

BeamMaster-USB マルチナイフエッジ方式で、より高い解像度と確度を実現

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