計測・測量(可視化)応用   :概要

近年生産現場の自動化、生産品の品質・価値が著しく増大するのに伴い、生産現場では検査のスピード・正確さ、繰返し性が求められています。また、企業では環境や人体に優しい製品を生産したり・環境管理を行うことが必須となってきています。 レーザを使った計測・測量(可視化)応用はこのような背景下、需要が増大してます。当社は、計測・測量(可視化)応用に最適な幅広い製品をラインアップしています。

レーザ活用のメリット

  • 高速CCDカメラに対応し、高速サンプリングが可能
  • レーザの指向性により、高い分解能での測定が可能

マシンビジョン

マシンビジョンシステムは生産の効率化、製品の品質、安全性を改善させるために導入されており、特に材料の不均一性や浸食、パッケージの欠陥などを検知する目的として、生産現場で導入が進んでいます。

主なアプリケーション

● 車の生産ラインのロボット用3次元ガイドシステム

車の生産現場にてパーツ(タイヤ、窓枠、ワイパー、ドアなど)を正確な位置へはめ込むための、3次元ガイドシステムとしてロボットに利用されています。

● 生産ラインでの生産品のばらつき、欠陥などの検知

レーザラインジェネレータやパターンジェネレータなどに代表されるストラクチャレーザは、仕様を満たさない欠陥を検知することにより、生産上のばらつきを低減するために利用されています。例えば、食品の加工ラインにて野菜の傷みを検知したり、薬のパッケージ工程で、正しく色付けされたカプセルが正確にボトル内に入っているかを確認することに使われています。レーザからの反射光のイメージは即座に、識別可能な欠陥を、強力な画像処理システムに集められ、分析されます。

● 薬剤のパッケージング検査

製薬業界、例えば薬剤のパッケージングは、生産サイクルにおいてとても重要な部分です。パッケージ(例:ブリスターパック)が凹んでいたり、破損されているかどうか検査するシステム内にストラクチャレーザは利用されています。ストラクチャレーザは、3次元のプロファイル手法を用いて、パッケージ(例:ブリスターパック)が凹んでいたり、破損されているかどうかを検査したり、スキャニングを用いてパッケージング中の薬剤が存在するか確認したりすることに利用されています。

検査を高速で行う一方で、欠陥の未検出を引き起こさないようにすることが求められるほとんどの産業応用にて当社の高出力ストラクチャレーザがご利用頂けます。

計測・測量(可視化)応用

PIV(粒子画像流速計)

間隔を変えたダブルパルスを用いる手法やCWレーザでOn/Offを行う手法があります。
共にパルスレーザ光をシート状に拡げ、レーザのOn/Offに合せ、CCDカメラと同期を取ります。
レーザの波長は、グリーンもしくはブルーのものが一般的ですが、サンプルによっては、UVを使用するものもあります。

主なアプリケーション

  • 風洞実験(例:航空機の翼周りの空気の流れ)
  • 噴霧体の計測(例:インクジェット、ガス、エアーノズルからの噴霧)
  • 流路の可視化(例:医療における血液の流れ) など

LIF(レーザ誘起蛍光法)

特定の波長の光を吸収・蛍光する分子に、レーザ光を照射し、その密度・濃度を特定する手法です。
レーザの波長は、照射する分子に依存します。

主なアプリケーション

  • 揮発性有機化合物(ホルムアルデヒド,トルエン,キシレンなどの環境化学物質)の濃度計測
  • エンジンの燃焼解析
  • 気体、液中の分子濃度測定 など